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後 藤 真 水 の 書
残 照
はじめに
書家・後藤真水は長年、新潟県長岡市を拠点として書の制作と後継者の指導に情熱を注いだ。
95才で亡くなる直前まで制作に励み、膨大な数の作品を残した。
数多くの作品が、屏風、掛軸、額装などに表装されていた。
できるだけ多くの作品を、何らかの形で残したいというご家族の希望を実現するため、
ご家族とともに作品集を制作することにした。
2018年より作品の撮影を開始し、2020年7月ようやく完成する。
この作品集「残照」は、非売品として制作されているが、その美しい世界を多くの方々にお伝えし、
後藤真水の作品と日本のかな書道の素晴らしさを味わっていただきたいと、このウェブサイトを制作した。
私は撮影中に、書の優雅な線が作り出す、美しく豊かな空間を存分に堪能した。
サイトをご覧になる皆様にも、楽しんでいただければ幸いである。
千代田路子
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